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全日本フィギュア2018とロシアのジュニア女子選手達 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの全日本選手権大会が開催され、男子シングルに出場した宇野昌磨選手が三連覇を達成、現役復帰した高橋大輔選手が2位、田中刑事選手が3位という結果になりました。また、女子シングルでは坂本花織選手が初優勝を飾り、今季GPFの覇者・紀平梨花選手が2位、宮原知子選手が3位、三原舞依選手は3位と2.5点差で惜しくも4位でした。

さて、余程のことがない限り宇野選手の連覇は堅いと思っていたので、男子シングルで最も楽しみにしていたのは久々に観る高橋選手の演技でした。ジャンプやスタミナ面は危うかったものの、味のあるステップやコレオシークエンスは流石。2位という結果とスコアにご自身も驚きを隠せない様子でしたが、選手の育成の問題なのか、競技人口の少なさ故か、残念ながら、1位と3位の点差が50以上もあって高橋選手を簡単に2位に滑り込ませることができてしまうのが男子シングルの現状ですね。連盟としては日本開催のワールドに出て欲しかったのかもしれないですが、ミニマムスコアもクリアできていないですし、自ら辞退されたようです。現役続行の意向だそうで、ファンの皆さんは一安心という感じでしょうか。ワールド代表は羽生結弦選手、宇野選手、田中選手、四大陸選手権代表は宇野選手、田中選手、友野一希選手に決まりました。

女子シングルには、日本のエースとして恥ずかしくないジャンプを跳ぶ新女王の誕生を期待しました。坂本選手は致命的なミスもなく、優勝に相応しいSPとFSをしっかり揃えましたね。私の好みからは多少外れるものの、疾走感あふれる滑らかで伸びのあるスケーティングやダイナミックなジャンプは見ていて気持ちがいいです。また、靴の調整が上手くいかず、SPで痛いミスを重ねて5位と出遅れた紀平選手のFSでの追い上げも見応えがありました。紀平選手のクリーンで綺麗なジャンプは、エリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手のジャンプと並んで私の好み。成功した2回の3Aも然ることながら、ステップアウトした3Lzからの咄嗟のリカバリには驚きました。打倒ロシアのためには欠くことのできない選手だと思います。ただ、元々評価の高いジャンプを跳ぶので、国内仕様の甘めな判定により最大級の恩恵に預かったグレーゾーンの選手とは対照的に、相対的に厳しめなスコアになった感は否めなかったです。ワールド代表には坂本選手、紀平選手、宮原選手、四大陸代表には坂本選手、紀平選手、三原選手が選ばれました。

ところで、宮原選手のFSのスコアに疑問を感じるというコメントをちらほら目にします。微妙どころか素人目にも明らかなジャンプの回転不足見逃しに加点。正直なところ、宮原選手を台乗りさせたいという連盟の強い意思を感じました。ジャンプ以外には良いものもあるとは思うものの、改善アピールとは裏腹に殆ど技術的進歩の見られない、氷上でかなりの回転数を稼ぐジャッジのさじ加減頼みの歪なジャンプは表彰台を争うトップ選手としては頂けません。でも、たとえ3位と4位の順位が入れ替わっていたとしても、彼女のワールド派遣に異存はないです。質の良いジャンプを持つワールド初出場の坂本選手と紀平選手、安定感と実績のある宮原選手という布陣は現時点では最強ではないでしょうか。三原選手の滑りには品があって個人的に嫌いではないのですが、時に回転不足を取られるジャンプと表現面での物足りなさが気になります。

話は変わりますが、全日本選手権と同時期に開催されたロシア選手権の女子シングルで、何とジュニア勢が表彰台を独占しました。優勝は4Lzを成功させたアンナ・シェルバコワ選手、2位は4Lz(成功)と4T(UR)を装備したアレクサンドラ・トゥルソワ選手、そして3位はジュニアの選手とは思えないほど容姿も演技も美しい今季JGPFの覇者アリョーナ・コストルナヤ選手。恐らく3選手とも来季はシニア参戦でしょうから、ロシアのシニア勢だけでなく日本にとっても気になるところですね。SPで首位だった五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手はFSで崩れて総合5位、同銀メダリストのエフゲニア・メドヴェージェワ選手はSP14位からFSで巻き返して7位でした。なお、トゥクタミシェワ選手は肺炎のため欠場しました。頑張れ、シニア選手達!

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世界フィギュア2018(ミラノ大会) [フィギュアスケート]

イタリアのミラノで2018年世界フィギュアスケート選手権が開催され、男子シングルの
宇野昌磨選手2位、友野一希選手5位、田中刑事選手13位、女子シングルの樋口新葉選手
2位、宮原知子選手3位という結果となり、男女共に3枠を獲得しました。また、アイス
ダンスの村元哉中&クリス・リード組は11位、ペアの須崎海羽 &木原龍一組はSP24位
でフリーに進むことができませんでした。

女子シングルは日本のダブル表彰台。ロシア勢が崩れたとはいえ、快挙だと思います。
2枠から3枠に戻しましたし、言うこと無しです。樋口選手はSP8位から追い上げて銀メ
ダル。ほぼノーミスのFSは圧巻でした。やはりジャンプが決まれば高得点を期待できる
選手ですね。来季こそ安定した演技を!宮原選手は怪我を乗り越えて頑張っているとは
思うのですが、スポーツとして見ると、常に回転不足気味な彼女のジャンプは苦手です。

女子の優勝はカナダのケイトリン・オズモンド選手。私の好みとは微妙にズレるものの、
滑りの質も良くジャンプにも迫力があり、安定感が備わると本当に強い選手だと思います。
エフゲニア・メドヴェージェワ選手不在のロシア勢は総崩れでしたが、何とか3枠は死守
しました。今季負けなしだったアリーナ・ザギトワ選手がFSで3回転倒、SP2位から順位
を落としてまさかの5位。五輪金メダリストとなり十分に練習できず、この1ヵ月で3㎝ほ
ど身長が伸びたとの情報もネットで目にしました。身体能力の高い選手だと思うので上手
くアジャストするでしょうけれど、(来季は有力選手のシニア移行はないものの)ロシア
女子は下からの突き上げが半端ないので大変。今季世界ジュニアの覇者アレクサンドラ・
トゥルソワ選手は何と4Tと4Sの2回のクワドを成功させ、FSで技術点92.35を記録しまし
た。凄すぎです。カナダは3枠確保、アメリカ勢は精彩を欠き2枠に減らしました。

一方、男子シングルの優勝は、SP、FSともに気合の入った演技で五輪の雪辱を果たした
アメリカのネイサン・チェン選手。基礎点 115.11というクワド6回構成のFSは、現時点
では彼にしかできない神業ですね。SPもFSもミスありで合計321.40という得点がその
難度の高さを物語っています。今季プログラムはSPもFSも私のお気に入りです。3位の
ロシア代表ミハイル・コリヤダ選手の演技にはいつも何故か惹きつけられます。スケーテ
ィングも表現もジャンプの質も良いからかしら。そして、男子のまさかは中国のボーヤ
ン・ジン選手。FSで5回転倒、SP4位から19位まで順位を落としてしまいました。主人は
彼のジャンプが好きなようで、「羽生結弦選手よりもいいジャンプ」と申しております。
アメリカは3枠確保、ロシアも3枠に増やしましたが、中国は1枠になってしまいました。

さて、羽生選手の欠場により日本男子の枠は減るかもしれないと覚悟していたのですが、
蓋を開けてみると嬉しい3枠確保。足に痛みを抱えた宇野選手も何とか踏ん張って2位、初
出場の友野選手もSP11位からFS3位で大きくジャンプアップして5位入賞の大活躍でした。
友野選手はまさにシンデレラ・ボーイ。演技も魅力的。今後の活躍にも期待したいですね。

ところで、来季に向けてのルール改正に関して、GOEが-5から+5の11段階になる案が
出ているのだとか。GOEなどという付加的なものはどうでもいいので、ジャンプそのもの
の認定を厳しくしてもらいたいものです。過剰なプレロテ、エッジジャンプの変形のよう
なトウジャンプもどきはいつ取り締まるのでしょうか。巧妙に難度を下げた自己流ジャン
プにプラスのGOEを与える現状は興醒めもいいところです。一応、スポーツなのですから。

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宮原知子選手、世界選手権欠場 [フィギュアスケート]

本田真凜選手が2位,坂本花織選手が3位と日本選手2人が表彰台に乗った世界ジュニアも終わり、「次は五輪出場枠のかかるワールドだな」と思っていた矢先、宮原知子選手が左股関節の疲労骨折で世界選手権欠場という残念なニュースを目にしました。

宮原選手は2月の四大陸選手権と冬季アジア大会を欠場して世界選手権のための調整を行っていたようですが、痛みが取れずに十分な練習ができておらず、ベストな演技ができないとの判断で出場を断念た模様。エース不在で枠取りに臨む初出場の三原舞依選手、樋口新葉選手、そして繰り上がり出場とな過密スケジュールの本郷理華選手のプレッシャーは大きくなりそうです。でも、「ピンチはチャンス」とも言いますから、五輪シーズン前の自己アピールの場だと思って、各選手が満足のできる演技で終われるといいなと思います。

ところで、今回の宮原選手選手の怪我についてですが、低空で回り切るために氷上で早々と回転を始め、着氷で残ったフリーレッグを振り回すジャンプ(特にルッツ)が以前から気になっていました。左股関節の負傷だとのことで、今後、今までのように氷上でかなりの回転数を稼ぐ関節への負担が大きそうな跳び方は困難になってくるのではないでしょうか。運動音痴な私は、「よくあんな跳び方できるな」と思いながら彼女のジャンプを見ていたものです。左足のトウをつくコンビネーションのセカンド3Tも跳びにくくなりそう。跳び方を改善しないと、一旦良くなっても再発するのではないかと危惧します。

また、宮原選手は練習熱心なうえに比較的重要でない試合やショーへの参加も優等生的で、かなりのハードスケジュールをこなしている印象を受けます。 昨年12月のGPFの頃から痛みがあったそうですが、痛みを抱えたまま全日本出場、その後ショーにも出ています。アスリートに怪我は付き物とはいえ、トップで安定した活躍を続けるには、羽生結弦選手のような適度に手を抜く要領の良さ、したたかさや計算高さも時には必要なのかもしれません。

そして、今回の欠場に関して批判的な意見も目にしますが、アマチュア・アスリートが自分の都合を最優先するのは許されることだと思います。「怪我を押して枠取りのために出場」、「いい演技ができそうにないので、無理せず欠場」、どちらもありではないでしょうか。まして股関節の怪我となると、最悪の場合日常生活に支障が出る可能性もあるので、来季に向けてのケアを優先する選択(あるいは戦略?)は当然のことのように思います。ただ、その結果が吉と出るか凶と出るかは微妙な感じがしますけれど…世界ジュニア直後の発表に、宮原選手の意思以外の何らかの思惑を感じるのは私だけでしょうか。。。

余談ですが、試合に出まくっている宇野昌磨選手も怪我には十分気を付けて欲しいです。


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面白くなってきたフィギュアスケート男子シングル [フィギュアスケート]

最近フィギュアスケート競技への関心が薄れがちな私ですが、男子シングルの新旧対決
には惹かれるものがあります。羽生結弦選手、ハビエル・フェルナンデス選手、パトリック・
チャン選手などベテラン勢、対する宇野昌磨選手、ボーヤン・ジン選手、とりわけ驚異的な
成長を見せているネイサン・チェン選手からは目が離せません。

そして、そのチェン選手。先月行われた全米選手権でSP、FS合わせて計7クワドを着氷し、
見事な優勝を飾りました。一年前は怪我で試合ができない状態だったとは思えない回復
力と精神力。若いって素晴らしい。ソチ五輪前の羽生選手を思い出します。しかも、独特
のナルシシズムやオーラは敵わないものの、ジャンプ、スケーティング、身のこなし、スタ
ミナ、風格などは同年齢時の羽生選手以上の印象を受けます。PCSが上がれば、羽生選
手の五輪連覇をも脅かす存在になるのではないでしょうか。難度が高くなると跳びやすい
ように型を崩す選手が目立つ中、チェン選手のジャンプは踏切りが綺麗なので気持ちいい
です。欲を言えば、着氷が詰まることがあるので、そこが改善されると更にいいですね。

ところで、同じクリケットを練習拠点とする羽生選手とフェルナンデス選手。クワドの種類を
増やした羽生選手に対してフェルナンデス選手は2種クワドのまま今シーズンを迎えたわ
けですが、平昌五輪を見据えた場合、4Loをプログラムに組み込んだ羽生選手の戦略は
正しかったような気もします。チャン選手の4Sも安定しつつありますし、若手はまだまだ伸
びるでしょうし、今後フェルナンデス選手はどうするのでしょうか。ノー・ミスのプレッシャー
は相当なものになると思われます。

今週末にかけて開催される四大陸選手権は平昌五輪と同じ会場で開催されるとのことで、
珍しく羽生選手も出場の予定。欧州選手権5連覇を達成したフェルナンデス選手を除く主要
選手達が勢揃いするようなので、世界選手権さながらのハイレベルな対決が必至。今から
とても楽しみです。

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世界フィギュア2016(ボストン大会) [フィギュアスケート]

アメリカ・ボストンでフィギュアスケートの世界選手権が開催され、男子シングルの羽生
結弦選手選手が2位、宇野昌磨選手が7位、また女子シングルの宮原知子選手が5位、
浅田真央選手が7位、本郷理華選手が8位となり、男女ともに3枠を獲得しました。
また、アイスダンスの村元哉中&クリス・リード組は15位、ペアの須藤澄玲&フランシス・
ブードロ・オデ組はFSに進むことができませんでした。

男子シングルは、ハビエル・フェルナンデス選手が2連覇。FSの演技は素晴らしかった
ですね。また、12ポイント差でSP首位だった羽生選手はFSで大きく崩れ、大差をつけら
れて2位、王座奪還とはなりませんでした。見るからに自滅、己に負けた感じでした。
3位は中国のボーヤン・ジン選手。初出場で表彰台は立派。ジャンプ好きな私としては、
とても魅力を感じる選手なので、大きな怪我なく、活躍してくれることを期待しています。
それにしても、トップ選手2人を抱えているオーサー氏は大変ですね。このままの体制
で無事五輪まで行けるのでしょうか。。。

一方、女子シングルはやはりロシア強しで、2人が表彰台に乗りました。優勝した昨季
ジュニア女王のエフゲニア・メドヴェージェワ選手と3位のアンナ・ポゴリラヤ選手です。
また、2位は開催国アメリカのアシュリー・ワグナー選手でした。ロシアは世界ジュニア
が不本意な結果に終わったのでメドヴェージェワ選手には大きなプレッシャーもあった
でしょうが、本当に強かったですね。ワグナー選手も地元開催、しかも最終滑走という
緊張の中いい演技で、観ている私までホッとしました。それにしても、毎年エースが代
わる層の厚いロシア女子の中で、3年連続出場のポゴリラヤ選手、成長期にありなが
ら大きく崩れることなく2年連続出場のエレーナ・ラディオノワ選手(6位)は何気に凄い。

さて、日本女子がメダルを逃したのは残念でしたが、3枠確保できて良かったと思いま
す。ただ、現エースの宮原選手は、見た目ノーミスでも、他のトップ選手達がいい演技
だった場合、アウェーの大きな大会では厳しい闘いになりそう。離氷時のチートには甘
い現行のルールですが、時に回転不足を取られてしまう安定感抜群の低いジャンプ
が気になります。ジャパン・マネーの恩恵を受けつつ、状況に応じてスコア調整されて
いる感が否めません。来季シニアに上がるであろう樋口新葉選手、今季世界ジュニア
を制した本田真凜選手ら次世代が首尾よくシニアでも活躍できるといいですね。

ところで、オリンピック・チャンピオン羽生選手が、大会期間中に珍騒動を起こしました。
なんと「デニス・テン選手に故意に曲掛け練習を妨害された」というニュアンスの発言を
したようです。公式練習で思い通りの軌道を確保できないのはお互い様。しかも、羽生
選手は「当たり屋」などと揶揄されることもあるほど接触事故やニアミスの多い選手。
正直、「どの口が言うか」と思いました。自分の迷惑行為も許されてきたことに気づいて
いないか、まさか自分は特別な存在で、相手が譲るのが当たり前だと思っていたりして。。。
一年も前のことを被害妄想的に根に持ったり、過剰反応した挙句にメディアを使って仕
返しのようなことをしたり、意外と女々しいのでびっくり。今回の結果は、「今のままでは
王者にふさわしくない」という神様の思し召しなのかもね。。。

最後に、今回特に印象に残ったのは、4位になったロシアのミハイル・コリヤダ選手のFS
の演技、数々の激しい転倒が目に焼き付いているポゴリラヤ選手のワールド初メダル、
後半4Tの転倒後2本の3Aを決めた宇野選手のガッツ、そしてコンビを組んで1年目の村
元&リード組の演技がどんどん良くなっていることです。もちろん、現役復帰したパトリッ
ク・チャン選手の存在感も。。。

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ISU GPファイナル2015 [フィギュアスケート]

スペイン・バルセロナでフィギュアスケートのグランプリ・ファイナルが開催され、男子シングル
に出場した羽生結弦が優勝、宇野昌磨選手が3位、女子シングルの宮原知子選手が2位と
なりました。男子の2位はハビエル・フェルナンデス選手、女子の優勝はロシアのエフゲニア・
メドベージェワ選手、3位は同じくロシアのエレーナ・ラディオノワ選手でした。
また、ジュニアの男子シングルに出場した山本草太選手と女子シングルの本田真凜選手が
共に3位に入りました。

個人的に最もワクワクしたのは、ジュニアの女子シングルで優勝したロシアのポリーナ・ツル
スカヤ選手の演技。シニアも含めた女子選手達の中で一番魅力的でした。まだ14歳だとの
ことですが、長身が繰り出す高さ、幅、キレと三拍子揃った迫力満点なジャンプは圧巻です。
キム・ヨナさんの3Lz-3Tが恋しくて時折全盛期の動画を観たくなる私にとって、待ち望んでい
た選手という感じ。それにしてもロシアの女子は才能の宝庫。くれぐれも怪我なきよう。。。
また、ジャンプ好きな私としては、男子では中国のボーヤン・ジン選手のクワドてんこ盛り高
難度構成が目を惹きます。今大会ではミスもありましたが、4Lz-3Tをあっさり跳んでしまう才
能には驚きです。数年前の羽生選手のように、今後、PCSが上がってくるといいですね。
そして、なんと言っても、風格の感じられるパトリック・チャン選手のスケーティング。決まった
ジャンプそのものの質も良い希有な選手の復帰は嬉しい限りです。

それにしても、羽生選手のスコアはすごいですね。日本でのフィギュア人気を背景に、五輪
シーズンにパトリック・チャン選手の対抗馬となって上昇気流に乗ったPCSと時に不可解な
ほど高く感じられるGOEに支えられ、転倒アリ、ジャンプの抜けアリ、最後まで体力が持た
ずにグダグダ演技などの状態でも高得点が保障されていましたから、ノーミスとなるとこうな
るのも想定内ではありますけれど…ただ、演技そのものには目立つミスもなかったですし、
得点にも優勝にも異論はないですが、問題は、果たして他の選手が同じ演技をした場合で
も同じスコアが出るかということです。このまま羽生選手の独走状態が続くのでは男子シン
グルは競技として面白くありません(既に面白くないけれど…)。ISUも早く対抗馬の目星を
つけて点数を盛り始めないとね(笑)

ところで、浅田真央さんはプレッシャーに弱いのか、それともこれが今の実力なのか、精彩を
欠きましたね。正念場だったNHK杯では見かけ上フィギュア界トップ・スターの座を羽生選手
に明け渡す形となり、エースの座も危うくなり、おそらく競技が恋しくなったというのは詭弁で
スポンサー獲得(要するにお仕事)のために復帰したであろう彼女にとって、モチベーションを
維持するのは困難なことのようにも思われます。キム・ヨナさんが引退してしまった現在では
嫌韓派の支持も得られにくく、未だジャンプ時の転倒の恐怖を克服できず、「大人の味」など
と言いつつも、相も変わらず回転不足だらけの高難度構成で注目を集めようという傲慢さに
愛想を尽かしかけている国民もいるのでは…女子フィギュア界の今後を考えると、あの演技
で無理矢理台乗りとならずに最下位で終わって本当に良かったと思います。

さて、ジャッジのさじ加減でいくらでもスコアを調整できるフィギュアスケートは、勝負の行方を
見守るハラハラ、ドキドキに欠ける傾向があり、競技としては終わっている感があります。もは
や真面目にテレビ観戦する気にもなれず、気になる選手の演技を確認することで十分な気が…
せめて勝敗を大きく左右する可能性の高いジャンプの回転不足とトウ・ジャンプの技術判定は
厳密に。採点システムの抜本的な変更を願うばかりです。

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ISU GPS いよいよ開幕&ちょっとボクシング [フィギュアスケート]

秋も深まり、肌寒くなってきました。
ブログの更新をさぼっていましたら、当然のことながら広告表示が出現してしまい、
慌ててこの記事を書いている次第です。

さて、今年もフィギュアスケートのグランプリ・シリーズが開幕となり、今週末に初戦
のスケート・アメリカが開催されます。日本からは男子シングルに無良崇人選手と
宇野昌磨選手、女子シングルに宮原知子選手、今井遥選手、中塩美悠選手が出
場予定です。

正直、競技としてのフィギュアスケートにはあまり関心が向かなくなってしまいまし
たが、興味のある選手はいるので、細々と観戦は続けていきたいと思っています。
目下のところ、パトリック・チャン選手の本格的な復帰とボーヤン・ジン選手、エフゲ
ニア・メドヴェージェワ選手のシニア参戦、そして復帰後の浅田真央さんを連盟陣
がどのように扱うかに関心が向いています。

ところで、先週末ボクシングの世界戦がありまして、私の超お気に入りのゴロフキン
とロマゴンが見事な勝ちっぷりで強さを見せ付けてくれました。特に軽量級のロマゴ
ンは日本選手との対戦が話題に上る事も多々ありますが、現時点では勝てそうな
日本人ボクサーは思いつきません。井上尚弥選手も難しいだろうなぁ。。。ミドル級
のゴロフキンと五輪金メダリストの村田選手なんてお話にならないでしょうね。
それにしても、ゴロフキンもロマゴンも、上手くて強いのに謙虚でベビーフェイスなと
ころが可愛いくて魅力です。

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世界フィギュア2015(上海大会) [フィギュアスケート]

中国・上海で世界フィギュアスケート選手権大会が開催され、男子シングルに出場した
羽生結弦選手、女子シングルに出場した宮原知子選手が揃って銀メダルを獲得しました。
また、小塚崇彦選手が12位、無良崇人選手が16位という結果に終わり、男子は枠を2つ
に減らしましたが、女子は本郷理華選手が6位、村上佳菜子選手が7位と共に入賞を果
たし、3枠を確保しました。

さて、男子はとうとうハビエル・フェルナンデス選手が優勝しましたね。スコアが出た時の
驚いたような表情が印象的でした。今まで本来の実力を十分に出し切れていない感があ
ったので、これを機にいっそうやる気になって潜在能力が開花することを期待します。
2位の羽生選手は連覇を逃して不満そうでしたが、さすがに今回は優勝は無理でしたね。
微妙な演技で優勝とならずに却って良かったと思います。来季こそはクワドの安定を…
3位のデニス・テン選手のSPでのアクシデントは本当に気の毒でした。でも、演技内容も、
その後のコメントも実に立派。気品を感じます。私的に好感度アップ中の選手です。
そして、4位のジェイソン・ブラウン選手。クワドは無くとも、彼の演技からは目が離せませ
ん。アメリカ男子は3枠獲得です。

女子の優勝はSPで見事な3Aを決めたエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手。伊藤みどり
さんとトゥクタミシェワ選手、2人の天才ジャンパーをリアルタイムで経験できた幸せを感じ
ています。SPのジャンプ構成は3A、3Lz、3T-3Tとすべてトリプル。しかもクリーン。すごい。
宮原選手は運も味方したとはいえ、2位は快挙ですね。個人的に彼女のジャンプ(特に離
氷)は好みに合わないのですが、大きく崩れることのない安定感は素晴らしいと思います。
3位のエレーナ・ラディオノワ選手はSPでは38度の熱があったとか。そんな状態での3位
ですから立派です。成長期をうまく乗り越えて長く活躍して欲しい選手の一人です。
あと、SPで出遅れたグレイシー・ゴールド選手、アシュリー・ワグナー選手らアメリカ勢の
FSでの追い上げが見事でした。3枠獲得です。ちなみに、来季の開催国はアメリカですね。

ところで、シーズンが始まる前は主力選手達が抜けた女子シングルの枠が心配だったの
ですが、蓋を開けてみれば男子が枠を減らしてしまいました。もっとも主力が抜けたと言う
意味では、男子も織田信成選手、高橋大輔選手に続き、町田樹選手が突然の引退とな
り、多少心配はありました。平昌に間に合うように3枠に戻るといいですね。4Tと3Aの習得、
Lzエラーの克服など目覚しい進歩を遂げ、今季世界ジュニアを制した宇野昌磨選手に期
待しています。女子も、世界ジュニアで銅メダルを獲得した樋口新葉選手など有望な若手
が育っているようですし、いくらロシアが強いと言っても最大3枠です。油断は禁物ですが、
今季を乗り切り、取り敢えずいい形で次に繋がったのではないでしょうか。。。

最後に、今季も相変わらずフィギュアスケートはアマチュア・スポーツではなく、興行(主人
は、「まるでプロレスのようだ」と申しております)であることを実感している次第です。
ISU、各国連盟の思惑、スポンサーへの配慮、それらに影響されたかのようなジャッジメント…
恩恵を受ける側の選手達はいいとして、巻き込まれて割を食う選手達が気の毒ですね。
残念ながら、もう真っ当な競技としては見ていない自分がいたりもします。

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トゥクタミシェワ選手トリプル・アクセル(3A)成功 [フィギュアスケート]

現在、中国で開催されているフィギュアスケートの世界選手権。
女子シングルに出場しているロシア代表のエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手が
SPでトリプル・アクセル(3A)を成功させました。

まぐれには見えない加点の見込める見事な3A。素晴らしかったですね。
ここ数年3Aもどきを見せられてきた私としては感動ものでした。さらに後半に3-3と
いう高難度構成。2位のエレーナ・ラディオノワ選手に約8ポイント差の暫定トップです。

ところで、3Aと言えば去就のはっきりしない休養中の浅田真央さんですが、彼女の
3Aは3Asadaと揶揄されることもある微妙なジャンプでしたね。
では何故彼女が試合でその3Aを多用することができたかと言いますと、恐らく両足
着氷やチート技術により転倒を避けることに長けていたからではないかと思われます。
中には甚だしい回転不足ジャンプもありましたが、他の選手なら悲惨な結果になり
そうなところを上手く離氷と着氷で誤魔化していました。でも、試合で良質な3Aを決
める選手が現れた今、現役を続ける可能性はほぼなくなったことでしょう。
それよりも、大学を無事ご卒業とのこと。おめでとうございます。ちょっと見直しました。

さて、話を試合に戻しますと、SPを終えて日本の宮原知子選手、村上佳菜子選手、
本郷理華選手がそれぞれ3位、4位、5位と健闘しています。FSの演技にも期待した
いですね。一方、アメリカは7位、8位、11位と出遅れましたが、FSで巻き返すことが
できるでしょうか。

2015年3月28日追記:
本日のFSの結果、女子の優勝はトゥクタミシェワ選手、2位宮原選手、3位ラディオノ
ワ選手となりました。本郷選手が6位、村上選手が7位なので、日本女子はめでたく
3枠保持です。まだまだ油断は出来ないですが、取り合えずほっとしています。
また、アメリカもゴールド選手が4位、ワグナー選手が5位と順位を上げて3枠を確保し
ました。「このまままでは終わらないだろう」とは思っていましたが、流石ですね。

2015年3月29日追記:
昨日男子シングルのFSが行われ、優勝ハビエル・フェルナンデス選手、2位羽生結
弦選手、3位デニス・テン選手という結果になりました。小塚崇彦選手は12位、無良
崇人選手は16位でしたので、残念ながら日本男子は2枠になりました。

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ISU GPS 中国杯 2014 (中国大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS 第3戦中国杯(Cup of China)が開催され、男子シングルに出場した羽生結弦
選手が2位、田中刑事選手が8位、女子シングルの村上佳菜子選手が3位となりました。

男子シングルの優勝はロシアのマキシム・コフトゥン選手、2位が羽生選手、3位はアメリ
カのリチャード・ドーンブッシュ選手。FS直前の6分間練習で羽生選手とハン・ヤン選手の
接触事故があり、他の選手達も少なからず影響を受けてしまったように感じました。優勝
したコフトゥン選手のキス&クライでの複雑そうな浮かない表情が目に焼きついています。
個人的に、伊藤みどりさんが6分間練習で他選手と接触して負傷し、五輪の枠取りのかか
った本番に臨んだ1991年の世界選手権を思い出しました。

女子シングルではロシアのエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手がSP2位から逆転優勝を
果たし、ファイナル進出を決めました。2位には同じくロシアのユリア・リプニツカヤ選手、
3位に村上選手が入りました。ロシア女子はGPS3連勝、やはり強い。
トゥクタミシェワ選手のジャンプは本当に綺麗ですね。SPもFSも彼女の雰囲気に合ってい
て素敵。正確な技術を持つ選手が正当に評価されるためにも、今季のジャンプに関する
ルール変更は大歓迎です。もっと厳しくてもいいくらい。くれぐれも怪我なきよう願います。
リプニツカヤ選手はFSでジャンプ・ミスが続き、SP1位から順位を落としました。らしからぬ
ミスの連続には驚きましたが、トゥクタミシェワ選手の良演技、熾烈な代表争いのプレッシ
ャーを考えると無理からぬところもあるのかな。ライバルが自国の選手達というのも大変。。。
そして、村上選手は引退までこのまま山田満知子コーチに師事するのでしょうか。。。

ところで、羽生選手はSPもFSも良い演技ではなかったですが、アクシデント後のFSでは
後半の4Tを回避はしたものの、ジャンプの抜けがなかったのは良かったと思います。
ただ、彼の美意識は私のそれとは合わないようで、時に恍惚感を漂わせながら自己陶酔
している芝居がかった姿にカッコ悪さ、カメラを意識したわざとらしさを感じ、感動どころか、
興醒めでした。良くも悪くも目立ちたがり屋ですね。悲劇の主人公にでもなったつもりなの
でしょうが、以前パトリック・チャン選手に怪我を負わせた際のまるで他人事のような様子
とのギャップに呆れ、むしろ巻き込まれてしまった周りの選手達のほうが気の毒でした。
事故についても十分予想できたことなので特に驚きも無かったです。一応「三冠王」なの
ですから、そろそろ6分間練習では周りにもっと注意を払う余裕と品格が欲しいですね。
また、滑稽極まりない実況・解説にも白けましたし、浅田真央さん同様、羽生選手も印象
操作されている感があり、メディアの発信する情報を鵜呑みにはできないと思いました。

私事ですが、事故後の羽生選手の様子を見ていて不快感を覚えた主人が「この人、本当
にナルちゃんだな。本人的には、ちょっと痛かったけど、こんなオイシイ状況を逃すものか
といったところだろう。どうせ美談に持っていくつもりだろうから、気持ち悪くて観る気にもな
らない。フィギュアも安っぽいスポーツになったものだ。映像を見る限り、ハン・ヤン選手の
ほうが心配」と言って観戦を止めてしまったので、後半グループの演技を一人寂しく観るこ
とになりました。また、「棄権すべき、させるべき」という声もあるようですが、ドクターの許可
も出ていたようですし、最終的に決めるのは選手自身。本人の大袈裟な自己演出につられ
て少々大騒ぎし過ぎではないかと思います。とにかく、後味の悪さが残る試合でした。

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ISU GPS スケート・カナダ 2014(カナダ大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS の第2戦スケート・カナダが開催され、男子シングルに出場した無良崇人選手が
SP2位から見事逆転優勝しました。小塚崇彦選手は8位でした。また、女子シングルでは
宮原知子選手が3位でGPS初表彰台、GPS初参戦の本郷理華選手が5位でした。

男子シングルはスケート・アメリカに続いて日本の連勝です。2位はスペインのハビエル・フ
ェルナンデス選手、3位にはアメリカのマックス・アーロン選手が入りました。
無良選手のFSは良かったですね。会場も沸いていたようですし、見事なジャンプが次々に
決まってワクワクしました。NHK杯でもいい演技をしてファイナル進出を目指して欲しいです。
フェルナンデス選手は無良選手の会心の演技に動揺したのか、FSでミスが続いてSP1位
から優勝を逃しました。ただ、余程のことが無い限り、自国開催のファイナルは大丈夫かと…
アーロン選手は個人的に気になる選手で、すごいスピードからのジャンプは決まると迫力も
あって観ていて気持ちいいです。今後はPCSを伸ばせるかどうかが鍵になるでしょうか。。。

一方、女子シングルは第1戦に続いてロシアの連勝です。優勝はアンナ・ポゴリラヤ選手、
2位はアメリカのアシュリー・ワグナー選手、そして3位が宮原選手。
ポゴリラヤ選手はスタイルが良くて「火の鳥」の衣装がよく似合います。長身から繰り出され
る技はそれだけで見栄えも良く、安定感のある冒頭の3Lz-3Tは大きな武器ですね。
ワグナー選手はジャンプには多少問題があるようにもお見受けしますが、さすがベテラン。
貫禄たっぷりの演技で、表現面では他の選手達を圧倒していたと思います。
宮原選手は今回も目立つミスの少ない丁寧な演技で GPS初の表彰台となりました。ただ、
大会によって取られたり取られなかったりするジャンプの回転不足が気になります。
本郷選手はGPS初参戦で5位は素晴らしいと思います。迫力のあるジャンプを持ち、容姿に
も恵まれた貴重な日本選手だと思うので、順調に育っていって欲しいです。

ところで、個人的に織田信成さんの解説、けっこう好きです。声も口調も耳障りなところが無
く、フィギュアスケートの解説は全て織田さんでお願いしたいくらい。
そして、ファイナルにロシアの女子選手が何人進出するか今から興味津々です。

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ISU GPS スケート・アメリカ2014(アメリカ大会) [フィギュアスケート]

2014-2015シーズンのISU GPS(グランプリ・シリーズ)が開幕しました。
その第1戦となるスケート・アメリカ(Skate America)が米イリノイ州シカゴで開催され、男子
シングルに出場した町田樹選手が優勝、女子シングルの今井遥選手は8位でした。

さて、男子シングルは2位のジェイソン・ブラウン選手に30ポイント以上の差をつけた町田選手
の圧勝でした。町田選手の今シーズンのプログラムも素敵ですね。FS後半で3Aの予定が2A
になったのが残念でしたが、初戦の演技としては素晴らしい出来だったのではないでしょうか。
そして、2位のブラウン選手。ジャンプ好きの私としては難易度に物足りなさを感じるはず…な
のですが、ここのところ不思議と気になりません。最初から最後まで目が釘付けです。転倒も
何のその、すごい演技力。クワド・ジャンプがなくても十分に楽しめました。
3位のナム・グエン選手はSP7位からFS2位で追い上げ、GPS初参戦&初表彰台はお見事。
4Sも綺麗に決まりました。それにしても、ブライアン・オーサー氏の指導力は凄いですね。

一方、女子シングルはエレーナ・ラディオノワ選手がSP2位からの逆転でGPS初優勝。ラディオ
ノワ選手は演技に大人っぽい雰囲気が出てきましたね。3Lzで着氷が乱れてもセカンドにしっか
り3Tを付けるなど、大きく崩れないメンタルとガッツは立派。可憐さと強さとスター性を併せ持ち、
人前で演じるのが天職というような印象を受けます。とにかく笑顔が魅力的。
2位のエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手は今シーズン既に3試合で優勝しており、連戦の疲
れからかFSでは少々精彩を欠いてSPのトップから順位を落としましたが、決まったジャンプの
質は群を抜いていると思います。何と言っても、ルッツとフリップの跳び分けが完璧なのは強み
ですね。素晴らしいジャンパーの復調の兆しに胸が躍ります。やっぱり大好きな選手です。
3位のゴールド選手は、ルール変更によりFS後半の2S-2T-2Tがノーカウントになったのがもっ
たいなかったですね。不謹慎ながら、演技よりもお顔の美しさに見惚れてしまいます。

ところで、今シーズンからシングルでもヴォーカル入り楽曲の使用が可能になったのですが、
個人的にどうしても馴染みません。音楽の選り好みが激しい私としては、長くても5分に満たな
いクラシックやインストゥルメンタルがギリギリ許容できるところだったので、正直、今シーズン
の試合観戦には辛いものがあります。ラディオノワ選手のSPも何もヴォーカル入りでなくてもい
いのに…と思いますし、ジェレミー・アボット選手のSPも音楽は苦手です。断然FPのほうがいい。
ルールを元に戻して欲しいです。ただ、町田選手の「第九」は大丈夫でした。

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高橋大輔選手の引退表明 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの高橋大輔選手が現役引退を表明しました。今後もアイスショーには
出演するようですが、フィギュアスケートとは少し距離を置いて今後のことを考えてみたい
とのこと。記者会見でのすっきりした表情が印象的でした。

近年のジャンプの調子、波のあるモチベーションから察するに、引退はほぼ決まり、あと
は発表のタイミングの問題だろうと思っていたので、今回の引退表明に驚きはなかった
です。ご本人もシーズン真っ只中での発表は避けたかったでしょうし、かと言ってシーズ
ン終了後の発表となると、何かと周りの状況も変わってしまい、引退しずらい事情が生じ
ているかもしれないですから、いいタイミングだったのではないでしょうか。

バンクーバー五輪で銅メダリストとなり、ソチ五輪までの4年間、怪我の影響、若手の台
頭、モチベーションの低下などによるのか、時に競技会でも焦りや動揺が見られ、正直、
もはや競技者としては微妙だなと思ったこともありました。でも、大怪我を乗り越え、長い
間エースとして日本の男子フィギュアを牽引してきたことはもちろん、興行的にも大きな
貢献のあった選手ですし、心から「お疲れ様でした」と言いたいです。

次の目標は定まっていないとのことですが、頭の中には既にヴィジョンのようなものがあ
るのではないかと想像してしまうくらい迷いの感じられない記者会見でしたね。

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世界フィギュアスケート選手権2014 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの世界選手権が埼玉で開催され、男子シングルの羽生結弦選手が金メダル、
町田樹選手が銀、スペインのハビエル・フェルナンデス選手が銅を獲得しました。小塚崇彦選手
は6位に入賞しました。一方、女子シングルでは浅田真央さんが金、ロシアのユリア・リプニツカ
ヤ選手が銀、イタリアのカロリーナ・コストナー選手が銅メダルを獲得。鈴木明子選手は6位入賞、
村上佳菜子選手は10位という結果となりました。そして、日本は男女ともに3枠を維持しました。

男子の優勝争いは0.33ポイント差の接戦で、正直、羽生選手と町田選手のどちらが勝っても可
笑しくなかったと思います。町田選手の「エデンの東」は本当に良かったですね。フェルナンデス
選手はFSで痛いミスがあったのが残念ですが、思わず顔が綻ぶような素敵な演技でした。
そして、アメリカの3枠復活、中国とロシアの2枠獲得が他国のことながら嬉しいです。予定調和
的な逆転劇よりも、この3国の枠の行方のほうが気になっていたくらいです。マキシム・コフトゥン
選手もハン・ヤン選手も会心の演技ではなかったものの、大役を果たした安堵感からかキスクラ
での笑顔が印象的でした。特にハン・ヤン選手のスケーティングやジャンプは好みなので、つい
期待も大きく膨らみます。カナダは2枠に減りましたが、パトリック・チャン選手欠場の中よく頑張
ったと思います。しばらく休養した後、チャン選手には是非競技に復帰して欲しいですね。
また、ジェレミー・アボット選手とトマシュ・ベルネル選手の現役最後(?)の滑りも感動ものでした。

女子シングルでも私の関心はロシアとアメリカの枠取りに向ってしまいました。ロシアは3枠獲得、
アメリカも3枠を維持しました。めでたし、めでたし。。。韓国は2枠。ただ、中国は1枠に…
ソチの金、銀メダリストが不在とはいえ、浅田さんは日本開催の大会では本当に強いですね。
2位のリプニツカヤ選手は転倒こそありましたが、大崩れしないのは流石だと思います。
カロリーナ・コストナー選手の「アヴェ・マリア」はやはり最高でした。アボット選手の「エクソジェネ
シス」と並んで何度でもリピートしたくなる私の超お気に入りです。
そして、アンナ・ポゴリラヤ選手の4位入賞に主人が大喜び。本当にいい演技でしたね。
鈴木選手も笑顔で競技生活を終えることが出来て良かったです。ただ、主人は残念そうですが…
あと、3-3は入っていないものの、9位の韓国パク・ソヨン選手の<もeもないFSが目を惹きました。

ところで、羽生選手はジャッジの評価も高く、いろいろな意味で強運の持ち主ですよね。私的に
は少々採点が甘いように感じるところもありますが、今回の優勝も過去の実績と2種クワドを含む
高難度構成の賜物なのでしょうね。ここぞという時のガッツと集中力は素晴らしいと思います。
ただ、各要素と振付をこなしているだけにしか見えないFSが何とも…挑戦者としてならそれでも
十分かもしれないですが、立派な成績を持つ王者の滑りとしては物足りなさが残ります。
そして、私の主人が「ナルシシスティックな計算された演技」と表現する、FSの最後に氷の上に
へたり込む大袈裟なパフォーマンスも、正直見飽きてきました。特に今大会はやり過ぎ。主人を
始め、一緒にテレビ観戦していた男性陣はドン引き、女性陣も皆さん苦笑いという感じです。
ドラマチックに自分を飾るのがお好きなようにお見受けしますが、リンクの内でも外でも過剰演出
は逆効果になる可能性もあることをお忘れなく。それより、もっとスケーティング磨きましょうね。

2014年4月9日追記:
今季で引退と目されていたアボット選手はどうやら迷っているご様子です。

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世界ジュニア選手権2014でロシア女子が表彰台を独占 [フィギュアスケート]

ブルガリアのソフィアで開催された世界ジュニアフィギュアスケート選手権の女子シングルで
ロシアが2年連続で表彰台を独占しました。優勝は昨季に続きエレーナ・ラディオノワ選手、
2位はセラフィマ・サハノヴィッチ選手、3位はエフゲニア・メドヴェージェワ(メドベデワ)選手。
ロシアの勢いは一体いつまで続くのでしょう。。。ほんとうに恐ロシアです。

さて、ラディオノワ選手は2連覇達成ですね。女子の世界ジュニア連覇は初めてだそうです。
技術力良し、演技力良し、スター性良し、性格良し(多分)。15歳という若さで振付を完全に
自分のものにして楽しそうに滑る彼女の姿には魅了されっ放しです。音取りや身のこなしに
もセンスの良さを感じますし、演技中の表情も実に魅力的。とにかく可愛い。。。
そして、3位のメドベデワ選手の演技には何とも言えぬ品の良さ、美しさがあり、目を惹かれ
ました。容姿にも恵まれ、まだ14歳だとのことなので、今後の成長が楽しみです。

ところで、日本代表の宮原知子選手は3位と0.74ポイント差で惜しくも4位、本郷理華選手は
8位となり、女子は3枠を獲得しました。目立つミスの少ない丁寧な演技が魅力の宮原選手
の一番の課題は、やはり時々取られてしまうジャンプの回転不足なのでしょうね。。。
また、男子代表の宇野昌磨選手が5位、田中刑事選手が7位となり、男子も3枠を獲得しまし
た。宇野選手には高橋大輔選手のような表現者としての資質を感じます。スピンもステップ
も全てレベル4を取れていますから、あとはジャンプですね。シニアでは3Aは必須。3Aの完
全な習得と安定が待たれます。Lzのエッジ・エラーも直るといいのだけれど。。。

いろいろと欲を言えば切が無いのですが、日本は男女とも3枠に戻すことができて、とりあえ
ず良かったです。ただ、特に近々主力選手達の引退が予定されている女子には、厳しい冬
が到来しそう(将来的には男子も安泰というわけではなさそう)ですね。もっとも私個人として
は、国籍に関係なく勝負の行方や好みの選手の演技を楽しむのが基本的なスタンスなので、
特に大きな問題ではないのですけれど…
そういえば、お隣の韓国からも気になる女子選手が出てきました。6位に入ったチェ・ダビン
選手で、PCSは高くないものの、3Lzと3Fを2回ずつ入れたFSをクリーンに滑り切っています。

ちなみに、男子の優勝はカナダのナム・グエン選手、2位はロシアのアディアン・ピトキーエフ
選手、3位はアメリカのネイサン・チェン選手でした。この3選手の中では、ピトキーエフ選手の
演技が一番好きです。とにかくジャンプが高くて綺麗。3Aや3Lzも軽々と跳んでいるように見
えるので、近い将来クワドまでいけるのではないかと期待しています。また、今大会ではミス
が出ましたが、6位の中国代表ボーヤン・ジン選手のFSはクワド3回の構成になっています。
そして、優勝したグエン選手は日本開催の世界選手権にも出場を予定しており、残念ながら、
パトリック・チャン選手は欠場のようです。

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全日本フィギュアスケート選手権2013とソチ五輪代表選手 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの全日本選手権大会が開催され、男子シングルで羽生結弦選手が2連覇を
達成、2位は町田樹選手、3位は小塚崇彦選手という結果となりました。また、女子シングルで
は鈴木明子選手が初優勝を飾り、村上佳菜子選手が2位、3位は浅田真央さんでした。

羽生選手のSPは安心して観ていられます。フリーではジャンプの着氷が乱れる場面もあったも
のの、4S以外のジャンプの安定感は流石ですね。私の主人は転倒した4Sでも「オーッ、やっぱ
りフィギュアのジャンプはこうでないとね。迫力がないと。でも惜しかったな」と歓声を上げます。
GPFでは悔しい思いをした町田選手ですが、今大会ではほとんどミスのない演技で堂々の2位。
小塚選手はあまり闘志を剥き出しにするタイプではないようにもお見受けしますが、強い決意の
感じられる演技でした。今季プログラムは彼のスケーティングの美しさが堪能できていいですね。

鈴木選手の演技はSPもフリーも素晴らしかったです。特にフリーは、個人的に今大会最も印象
的な演技でした。待ち望んだ優勝に、「やればできるじゃないか」と私の主人も大喜びです。
村上選手の演技も本当に良かったです。テレビ画面の近くで観戦していた主人が、フリーの滑
り出しの前に「気合の入ったいい顔をしている」と言っていました。身体能力も高い選手だと思う
ので、自分らしさを大事にしながら、できれば現役を続行して欲しいと思います。
浅田さんは周りを舐め切っていたのでしょうか。それぞれの選手の気持ちのこもった演技の中で
は、印象の薄い少々物足りなさを感じる最終滑走になってしまいました。そして、この人の自称
「質の良くなった3A」への挑戦を目にする度、伊藤みどりさんの偉大さを再認識させられます。

ところで、今大会をもって安藤美姫選手と織田信成選手が現役引退となりました。
出産から半年強でここまで戻せるとは、やはり安藤選手のジャンプのポテンシャルは本物でした
ね。準備期間がもう少しあれば…と残念な部分もありますが、私の目には歪にも見えるジャンプ
を跳ぶトップ選手も存在する中、安藤選手の綺麗なジャンプを観ることができて良かったです。
また、ジャンプが跳べなくなった時が退き時ではないかと感じている私としては、織田選手の引
退は正直もったいないと思います。でも、気持ちは既に次の目標に向っているのですね。ご本人
の人柄と美意識を垣間見ることのできる清清しい決断でした。

さて、気になるソチ五輪の日本代表は、男子シングルの羽生選手、町田選手、高橋大輔選手、
女子シングルの鈴木選手、村上選手、浅田さん、ペアの高橋成美&木原龍一組、アイスダンス
のキャシー&クリス・リード組に決まりました。世界選手権も同じメンバーで臨むようです。
ただ、一応選考基準に則って(予定通りに)選出されたのでしょうが、まさか何かにつけて「モチ
ベーションが…」が口癖、「五輪に出られないのなら、四大陸選手権や世界選手権にも出ない」
などとまるで駄々っ子のような全日本5位の選手が五輪のみならず世界選手権の代表にまで選
ばれるとは思ってもみませんでした。興行的な側面のあるスポーツとはいえ、後味の悪さが強く
残る人選だったと思います。そもそも選考基準が公平さや合理性に欠けていてナンセンス。。。

最後になりますが、関係者による良識を疑う発言の数々を見聞きするにつけ、日本のフィギュア
スケート界は深刻な人材不足に陥っているように感じます。また、男女ともに競技に向う姿勢や
実力に疑問を感じるタレント・スケーターが重宝がられる世界のようで、アマチュア・スポーツとし
ては終わっている感が半端ないです。「精神的支柱」や「色気」には呆れて笑いが止まりません。
そもそも団体戦のことを考えるのなら、「精神的支柱」よりもペアとアイスダンスの強化でしょう。。。
そして、フィギュアスケートという狭い世界で甘やかされたアイドル選手達の将来を憂います。

2014年2月28日追記:
ソチ五輪の男子シングルで羽生選手が金メダルを獲得しました。団体戦も含めてSPは素晴らし
い演技でしたね。日本開催のGPFで既にチャン選手に勝ってはいますが、高難度プログラムで
じわじわと追い詰めていき、ミスを誘い、とうとう仕留めたという印象を受けました。チャン選手も
相当なプレッシャーだったのではないでしょうか。若い選手の勝ちパターンとしては実にスマート
な戦略ですよね。ただ、これ程の高難度構成は誰にでもできるものではないとは思いますし、
PCSがどこまで伸びるかという問題もあるでしょうけれど…実際チャン選手を慌てさせたのも羽
生選手の予測可能なTESではなく、むしろPCSの伸びのほうだったのではないかと想像します。
また、男子の町田選手が5位、高橋選手は6位でした。日本男子は強いですね。
一方、女子のほうは浅田さんが6位、鈴木選手が8位、村上選手が12位という結果となりました。
そして、団体戦は5位でした。ペアの高橋&木原組もアイスダンスのリード姉弟もよく頑張ったと
思います。

2014年3月5日追記:
高橋大輔選手が右膝の慢性関節炎のため世界選手権を欠場することになり、代わって小塚崇
彦選手の出場が決まりました。

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ISU GPファイナル2013とキム・ヨナ選手の復帰戦 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートのグランプリ・ファイナルが福岡で開催され、男子シングルに出場した羽生結弦
選手がパトリック・チャン選手を抑えて見事ファイナル初優勝を飾りました。2位はチャン選手、3位
織田信成選手、4位町田樹選手、5位マキシム・コフトゥン選手、6位ハン・ヤン選手でした。
一方女子のほうは予定通りに浅田真央さんが優勝。2位ユリア・リプニツカヤ選手、3位アシュリー・
ワグナー選手、4位エレーナ・ラディオノワ選手、5位アデリーナ・ソトニコワ選手、6位アンナ・ポゴリ
ラヤ選手という結果になりました。

羽生選手はSP、フリーともに1位の完全優勝。SPはほぼ完璧な演技で世界歴代最高得点を叩き
出しました。フリーでは冒頭の4Sの転倒と最後のスピンが残念でしたが、他のジャンプは全て素
晴らしい質で決まりTESも100点超え。繊細かつ覇気の感じられる演技に、いつになく主人も興奮
気味。そして私は、後半の畳み掛けるようなジャンプの数々に、体操の種目別「鉄棒」のスペシャ
リスト達によるめくるめく技の連続にも通じる感動を覚えました。また、日本開催という地の利の影
響もあったのでしょうが、SPではTESのみならずPCSもトップ、フリーのPCSもチャン選手に約3点
差に迫るご自身のスコアに違和感を持つことの出来る羽生選手の知性と品性に頼もしさを感じる
と同時に安堵しました。(フィギュアスケートの採点システムは時に選手達を惑わす危険性をはら
んでいると感じていますので…)もちろん、優勝は羽生選手で間違いないと思っています。

さて、日本での試合は苦手だとも言われていたチャン選手ですが、フリーではスタンディング・オベ
ーションを受ける素晴らしい演技を披露してくれました。調子がイマイチの中でも、やはりスケーテ
ィングそのものから受けるインパクトは圧倒的だったと思います。
また、織田選手は与えられたチャンスをしっかり掴む強さを見せてくれましたね。よく「母は強し」と
言いますが、「父は強し」でしょうか。。。

浅田さんは「あちらを立てればこちらが立たず」で、なかなかクリーンな3Aを跳ぶことができないで
すね。フリーでは演技前から緊張しているようにお見受けしましたが、やはり原因はクロアチアで
ゴールデンスピンに出場していたキム・ヨナ選手だったのでしょうね。いつものようにマヲタさん達が
キム選手叩きに精を出していますが、浅田さんのスコアも十分に高いではないですか。ご本人の
自己評価の高さも超一流ですけれど。ただ、どうしてもジャンプに拘りたいのなら、まず地味な身体
作りに力を入れるべきだったのでは…この人の価値観には、アスリートとしてはどこか大きな狂い
が生じているような印象を受けます。佐藤コーチの発言から感じられる意識レベルの低さにも呆れ
ます。芸能ではなく、スポーツなのですから。一部の熱狂的なヲタさん達からは「公正な採点」を求
める声も上がっているようですが、「公正な採点」で最も困るのは浅田さんご自身かとも思われ…
ジャッジ批判もほどほどに。もっとも浅田さん自ら失敗を認めずに煽っているようですけれどね。

リプニツカヤ選手はSPもフリーもなかなか良い演技だったと思います。キス&クライでの様子からも
彼女の本気度がうかがい知れますが、若手がなかなか勝てない女子シングルは、男子に比べて
面白みに欠けます。しかも相手はとてもトップ選手とは思えないジャンプ技術しか持たないタレント・
スケーターですから尚更です。でも、この「浅田祭り」でよく健闘したと思います。若手頑張れ!

ところで、楽しみにしていたゴールデンスピンでキム選手が優勝、安藤美姫選手が2位となりました。
キム選手はSPの2Aでステップ・アウトとお手つき、フリーの3-3の3Lzでは転倒したものの、そつな
くリカバリ。リンクが狭かったのかジャンプが跳び難そうにも見えましたが、基本的な滑りとジャンプ
の質の良さは健在、相変わらずリンクに立った時のオーラがすごいです。演技には風格を感じました。
怪我明けの復帰戦でレベルの取りこぼしもありますが、五輪本番までには対応してくることでしょう。
安藤選手も徐々に調子を上げてきているような印象を受けました。SPでは3T-3T<も着氷しました。
全日本で五輪出場を決めてくれると嬉しいのですが…

話は変わりますが、ジュニア・グランプリ・ファイナルの女子シングルで、またまたロシアが表彰台を
独占しました。一方、基礎のちょっと上の技術でさえも微妙だったタレント・スケーターをチヤホヤして
いたツケでも回ってきたのか、日本女子には厳しい時が近づいているようです。果たしてこのまま平
昌まで3枠を維持することができるでしょうか。。。

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ISU GPS エリック・ボンパール杯 2013(フランス大会) [フィギュアスケート]

フィギュアスケートのGPS 第5戦エリック・ボンパール杯が開催され、男子シングルに出場した
羽生結弦選手が263.59点で2位となり、ファイナル進出を決めました。

男子の優勝はSPもフリーもほぼ完璧だったパトリック・チャン選手。2位の羽生選手とは約30点
差の圧勝でした。もともと飛びぬけたスケーティング技術を持つ上にジャンプの質も高いチャン選
手に、表現面に注力され、苦手とも言われる3Aまで綺麗に決められたら、現状では誰も勝てな
いのではないかと思ってしまいました。絶対王者と呼ぶにふさわしい他を圧倒する見事な演技で、
PCSの高さも然ることながら、フリーではTESも100点超え。295.27は歴代最高得点だそうです。

SPはほぼ完璧な演技で終えた羽生選手でしたが、フリー冒頭の4Sがアクシデントで抜けてしま
い、続く4Tでは転倒してしまいました。でも、その後は集中力の切れない丁寧な演技で、大きな
ミスがあった割にはフリーのスコアも168.22とそれほど悪くなかったと思います。まだまだベテラ
ンのトップ選手達に比べると高いPCSは望めないとは思いますが、演技自体に華がありますし、
難度の高い構成、加点の貰えるジャンプやスピンなどを武器に、常に失点を最低限に抑えた安
定した演技が出来るように頑張って欲しいですね。ただ、くれぐれも怪我には気をつけてください。

男子の3位に入ったジェイソン・ブラウン選手ですが、プログラムにはクワド・ジャンプが入っていま
せん。ジャンプ好きの私としては競技用プログラムとして少々物足りなさを感じることもありますが、
独特の雰囲気と表現力を持った選手で、その演技にはつい魅入ってしまいます。

女子の優勝はやはりアシュリー・ワグナー選手でしたね。2位にアデリーナ・ソトニコワ選手、3位
にアンナ・ポゴリラヤ選手とロシア勢が入り、この3選手がファイナル進出を決めています。
ワグナー選手は、ジャンプの回転がもっと充実してくれると私の中での評価は上がるのですが…
ただ、大きく崩れることのない自信に満ちた演技には、毎回、全米女王としての誇りを感じます。
ソトニコワ選手は、フリーで冒頭の3-3を3-2にしたのが功を奏しましたね。ルッツのe判定以外は
ほぼミスの無い演技で、PCSも64.65出ています。いつ見てもスピンのポジションがすごい。。。

3位のポゴリラヤ選手は、フリーの衣装で右手にだけ手袋を着用する効果を延々と力説するくらい
に主人が気に入っている選手です。キム・ヨナ選手を彷彿させる見応えのある冒頭の3Lz-3Tと、
特にSPの長足&高速ウィンドミルが印象的でした。ところで、我が家では「ポゴ」か「パゴ」かで
少々悩んでいます。主人は「パゴ」派で私は「ポゴ」派(「ポゴ」のほうが可愛いと思う)なのですが、
世間一般にはどう表記されているのでしょう。。。

さて、GPSも残すところあと1戦となりました。現時点で、男子のチャン選手、羽生選手、高橋大輔
選手、ハン・ヤン選手、女子の浅田真央さん、ワグナー選手、ソトニコワ選手、ポゴリラヤ選手が
ファイナル進出を決めていますが、残り4枠を手にするのは誰なのか気になるところです。
私的には、希望も込みで、織田信成選手、町田樹選手、ユリア・リプニツカヤ選手、エレーナ・ラデ
ィオノワ選手が出場することになるのではないかと思っています。ただ、カロリーナ・コストナー選手
も無視できないですよね。エリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手はどうかな。。。
安藤美姫選手とキム・ヨナ選手の出場が予定されているゴールデン・スピンも楽しみですね。

2013年11月24日追記:
ロステレコム杯で町田樹選手が見事優勝。2位がマキシム・コフトゥン選手、3位はハビエル・フェ
ルナンデス選手となり、町田選手とコフトゥン選手がファイナル進出を決めました。
また、女子の優勝はリプニツカヤ選手、2位がコストナー選手、3位は長洲未来選手。ファイナルの
残り2枠はリプニツカヤ選手とラディオノワ選手に確定しました。
ファイナル進出者が出揃い、男子は3枠が日本、女子は4枠がロシアになりましたね。

3013年11月28日追記:
高橋大輔選手が怪我のためファイナル欠場。織田信成選手が繰り上がり出場となります。

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石油缶を配りながらエリック・ボンパール杯 [フィギュアスケート]

羽生結弦選手が出場しているフィギュアスケートのエリック・ボンパール杯男子シングルSPの
行方を気にしながら、今日もミステリーハウスのフリーギフトの石油缶とマッチ配りをしました。

さて、前回のスケート・カナダではチャン選手を意識しすぎて自爆気味だった羽生選手ですが、
今回は大丈夫だったようです。本人比で4Tの着氷がベストというわけではないようにも見えた
ものの、SPの出来はかなり良かったと思います。観客も沸いていました。
スコアは95.37でトップのパトリック・チャン選手とは約3ポイント差の2位。チャン選手とPCSで
差がつくのは仕方の無いこと。TESはトップでした。世界王者として貫禄十分な演技を見せて
くれたチャン選手に羽生選手がどこまでついていけるのか、フリーが待ち遠しいです。

ちなみに、羽生選手の今季SPは主人の大のお気に入りです。昨季初めて見た時から「高橋
選手の御株を奪うかのような格好良さだ」と褒めておりました。そして、何故か私は羽生選手
の4Tの入りがとても好きなのです。出来ることなら、フリーでも冒頭ジャンプを4Tにして欲しい
くらいです。でも実際は、フリーで4Tと4Sの両方を決めてくれれば満足だと思います。

お二方の闘いが素晴らしく面白かったので少々興奮気味になってしまい、フリーギフト配りが
中断してしまいました。続きはひと眠りした後、起きてからにしようかな。。。

2013年11月16日追記:
昨季世界ジュニア3位のアンナ・ポゴリラヤ選手は容姿も演技も本当に大人っぽいですね。
先頃行われた中国杯では優勝。2Aの失敗が残念でしたが、キム・ヨナ選手を彷彿させるよう
なスピードに乗った冒頭の3Lz-3Tは綺麗に決まり、今大会SPでもアシュリー・ワグナー選手
に次いで2位につけています。主人のお気に入りで、我が家では将来をとても楽しみにしてい
る選手です。それにしても、ロシアの若手女子は凄い。。。贅肉の無い、でも程よく筋肉のつ
いたしなやかな身体と確かな基礎技術、そして豊かな表現力に惚れ惚れします。

2013年11月17日追記:
フリー演技の結果、男子シングルの優勝はチャン選手、2位が羽生選手、3位はジェイソン・ブ
ラウン選手、女子の優勝はワグナー選手、2位がアデリーナ・ソトニコワ選手、3位はポゴリラヤ
選手となりました。今大会を終えた時点で、男子のチャン選手、羽生選手、高橋大輔選手、
ハン・ヤン選手、女子の浅田真央さん、ワグナー選手、ソトニコワ選手、ポゴリラヤ選手がファ
イナル進出を決めています。
チャン選手は羽生選手に30点以上の差をつける圧勝。羽生選手はフリーで冒頭の4Sがアク
シデントで抜けてしまい、続く4Tでは転倒もありましたが、最後まで集中力を切らさない粘り強
い演技が出来たと思います。4Sは残念でしたが、前回の教訓がしっかり生かされましたね。

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ISU GPS NHK杯 2013(日本大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS NHK杯が開催され、男子シングルの優勝は高橋大輔選手、2位は織田信成選手、
3位はジェレミー・アボット選手という結果となりました。そして、女子の優勝は浅田真央さん、
2位はエレーナ・ラディオノワ選手、3位は鈴木明子選手でした。
また、ペアの高橋成美&木原龍一組は8位、アイス・ダンスのキャシー・リード&クリス・リー
ド組は6位という結果でした。

織田選手の演技はSPもフリーもなかなか良かったですね。フリー冒頭の4T-3Tが3T-1Tに
なってしまったのは、SPでの4TのUR判定が精神的に影響したのでしょうか。。。個人的に、
あの判定は気の毒としか言いようがありません。まるで回転不足の基準が選手によって違う
かのようです。私の目には、認定された高橋選手のいくつかのジャンプよりも見事なジャンプ
に見えましたけれど…高橋選手もそれなりの演技をしたとは思うのですが、日本開催となる
GPFに何とか彼を出場させたいという思惑が見え隠れする違和感の残る採点結果でした。
そして、細かいジャンプ・ミスはあったものの、アボット選手のフリー演技は素晴らしかったで
すね。勝負という意味ではそうも言っていられないとは思うのですが、高難度のジャンプ構成
などなくとも、十分に鑑賞に堪え得るプログラムだと思います。

女子の浅田さんはジャンプの難度を上げると演技が雑になりますね。ツーフットの3Aを2本跳
んでフリーではUR判定、またSPでは3Lo-2Loの2LoがUR判定を受けました。私的には他に
も回転の怪しいジャンプがあったように感じましたが、すべてはジャッジ次第ですからね。。。
ただ、ご本人が質の良いジャンプの習得に真剣に取り組んでこなかった印象を受けます。
2位のラディオノワ選手のフリーは3Fのe判定以外はミスの無い演技で、TESはトップでした。
SPの3-3のリカバリといい、14歳とは思えない技術と表現力、メンタルの強さに驚かされます。
鈴木選手はなかなかSPとフリーを揃えることが出来ないのがもどかしいですね。ミスはあり
ながらもSPは観客を惹き込む感動的な演技でしたが、フリーではミスを引きずってしまったの
か、少々元気がないようにお見受けしました。それでも一つ一つの所作は本当に綺麗ですね。

さて、個人的に、人の目による回転不足判定に対して懐疑的にならざるを得ない後味の悪い
大会でした。いくら興行とはいえ、PCSのみならずTESまでもがジャッジの匙加減次第でどう
にでもなる競技にフィギュアスケートがなりつつあるようにも感じられ、とても残念です。
でもまあ、所詮「高橋杯」「浅田杯」などと揶揄されることもあるNHK杯ですからね。。。
それにしても、ワールド銅メダリストのハビエル・フェルナンデス選手の調子がイマイチでした
ね。熱狂的な高橋ファンの異常な熱気にでも当てられたのでしょうか。。。

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